皆さん、こんにちは。千葉県白井市を拠点に、地域密着で厨房機器買取や店舗解体を手掛けている株式会社シロマルです。
店舗のレイアウト変更や知人から機器を譲り受ける際、「運賃を節約するために、自分たちで業務用冷蔵庫を運ぼう」と考えていませんか。結論からお伝えすると、業務用冷蔵庫を自力で移設することは、重大な怪我や建物の破損、さらには冷蔵庫そのものの致命的な故障を招く恐れがあるため、絶対におすすめできません。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
まずは全体像から押さえていきましょう。
- 業務用冷蔵庫を素人が運ぶことで発生する、怪我や損害賠償などの恐ろしいリスクがわかる
- 「横倒し運搬」がなぜ厳禁なのか、冷却システムの仕組みから理由を理解できる
- 一般の引越し業者と専門業者の違いを知り、失敗しない依頼先の選び方がわかる
あなたの大切な商売道具とお店を守るために、ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
- 自力での移動は絶対NG!業務用冷蔵庫移設に潜む重大なリスク
- 「少しなら横に倒しても平気」は間違い!横倒し運搬が厳禁の理由
- 引越し業者では不十分?厨房機器専門業者との決定的な違い
- 移設と合わせて考えたい「不要機器の買取・処分」の一括依頼
- よくある質問
- まとめ
■ 自力での移動は絶対NG!業務用冷蔵庫移設に潜む重大なリスク
業務用冷蔵庫は、家庭用とは比較にならないほどの重量があり、重心も不安定です。専用の道具や技術がないまま無理に動かそうとすると、一生に関わるような大怪我や、テナント物件への損害を与えてしまうケースが後を絶ちません。
・重量と不安定な重心による転倒・人身事故の危険性
業務用の冷蔵庫は、小型のものでも100キロ以上、大型になれば200キロを超えることが珍しくありません。しかも、上部に重い冷却装置が搭載されている機種が多く、重心が極めて高いため、少しの段差や傾斜でバランスを崩しやすいのが特徴です。慣れない人が数人で支えようとしても、力の入れ具合が合わずに冷蔵庫が倒れ、下敷きになって骨折やそれ以上の大怪我を負う事故は、実際に起こりうる深刻なリスクです。
・床や壁の破損による高額な原状回復費用の発生
重量物を無理に引きずったり、ぶつけたりしながら搬出すると、店舗の床や壁を大きく傷つけてしまいます。特に賃貸物件の場合、退去時の原状回復(げんじょうかいふく:借りた時の状態に戻すこと)は非常に厳しく、床の防水層を傷つけただけでも数十万円単位の修繕費を請求されることがあります。運送費を数万円浮かせようとした結果、その何倍もの費用を支払うことになっては本末転倒です。
■ 「少しなら横に倒しても平気」は間違い!横倒し運搬が厳禁の理由
冷蔵庫を運ぶ際、トラックの高さに合わせて斜めにしたり、横に寝かせたりして運ぼうとする方がいますが、これは非常に危険です。冷蔵庫の心臓部にとって致命的なダメージを与え、移設先で電源を入れた瞬間に「全く冷えないゴミ」になってしまう可能性があるからです。
・コンプレッサー内のオイル流出による冷却不良
冷蔵庫の背面にあるコンプレッサー(圧縮機)の中には、機械をスムーズに動かすためのオイルが入っています。機器を横に倒すと、このオイルが本来あるべき場所から流れ出し、冷媒ガスが通る細い配管の中に入り込んでしまいます。オイルが詰まった状態でスイッチを入れると、ガスが正常に循環できなくなるばかりか、コンプレッサー自体が焼き付いてしまい、高額な修理や買い替えが必要になるのです。
・走行時の振動による冷媒配管の亀裂とガス漏れ
冷蔵庫の内部には、冷媒ガスを運ぶための細い銅管が張り巡らされています。機器を横倒しにしてトラックに載せると、本来想定されていない方向から激しい振動が加わり、この配管に亀裂が入ってしまうことがあります。ガスが抜けてしまうと冷蔵庫としての機能は失われ、微細な穴を見つけ出して溶接し直す修理には、莫大な手間と費用がかかります。メーカーが「横倒し厳禁」と強く警告しているのは、このためです。
■ 引越し業者では不十分?厨房機器専門業者との決定的な違い
「荷物を運ぶプロ」である引越し業者に頼めば安心だと思われがちですが、実は厨房機器に関しては注意が必要です。彼らは「指定された場所に置く」のが仕事ですが、厨房専門業者は「機器を正常に動かす」ところまでを責任範囲としているからです。
・機器の寿命を左右するミリ単位の「レベル出し」
厨房の床は水はけをよくするために、わずかに傾斜がついていることが多いものです。単に冷蔵庫を置くだけでは機器が斜めになり、ドアが勝手に開いてしまったり、結露水がうまく排水されずに庫内に溢れたりする不具合が起きます。専門業者は設置時に必ず「水平器」を使い、脚の部分のアジャスターを細かく調整してミリ単位で水平を出す「レベル出し(水平調整)」を行います。このひと手間が、機器の故障を防ぎ、寿命を延ばすために不可欠なのです。
・水抜きから配線、給排水の安全な取り外しスキル
移設の前には、製氷機や冷蔵庫の配管内に残った水を完全に抜く作業が必要です。これを怠ると、移動中に水が漏れて他の機器を汚したり、冬場であれば内部で凍結して管が破裂したりすることもあります。また、特殊な電気配線や水道工事が伴う場合も多いため、厨房機器の構造を熟知した専門業者であれば、安全な取り外しから移設先での確実な設置までをスムーズに完結させることができます。
■ 移設と合わせて考えたい「不要機器の買取・処分」の一括依頼
店舗の移転を機に古い冷蔵庫を移動させるか迷っているなら、思い切って買取や処分を検討するのも賢い選択です。特に10年近く使い込んだ機器は、運搬時の振動が最後の一押しとなって、移設直後に壊れてしまうケースが少なくありません。
・古い機器の運搬リスクと買い替えの検討タイミング
製造から時間が経過した冷蔵庫は、部品の供給が終わっていることが多く、移設先で壊れてしまうと修理ができません。移設にかかる費用を、最新の省エネ機種へ買い替えるための資金に回したほうが、毎月の電気代を大幅に節約でき、結果的に経営が楽になることもあります。現状の機器が「移設費用をかける価値があるか」を一度冷静に判断することが大切です。
・シロマルなら「運搬・買取・処分」までワンストップ対応
私たちシロマルでは、単なる運送だけでなく、不要になった機器の買取や、壊れた機器の適正な処分までを一つの窓口でお受けしています。移設するものは丁寧に運び、不要なものはその場で査定して移設費用から差し引くことで、トータルの出費を劇的に抑えることが可能です。窓口が一つであれば、複数の業者とスケジュールを合わせる手間も省け、移転作業の負担が大幅に軽減されます。
まずはお気軽にご相談ください。
■ よくある質問
Q1:どうしても自分で少しだけ動かしたい場合、気をつけることはありますか?
A:掃除などで数センチ動かす程度なら、床を傷つけないよう厚手の保護材を敷き、絶対に無理な角度に傾けないでください。転倒すると大変危険ですので、必ず複数人で支えながら慎重に行ってください。
Q2:移設先で冷蔵庫の電源を入れるタイミングはいつがベストですか?
A:設置してすぐにコンセントを入れてはいけません。内部のオイルやガスが安定するまで、最低でも3〜4時間、できれば半日ほど放置してから電源を入れるのが故障を防ぐ秘訣です。
Q3:階段しかない2階への移設は対応してもらえますか?
A:はい、可能です。シロマルでは重量物専用の機材を使用したり、現場によっては窓からクレーンで搬入したりと、困難な現場でも豊富な経験で確実に対応いたします。
■ まとめ
業務用冷蔵庫の移設は、単なる「物の移動」ではありません。事故のリスクや冷却システムの故障を避けるためには、専門的な知識と技術を持ったプロの力が不可欠です。
株式会社シロマルは、千葉県白井市を拠点に関東エリアで厨房機器のトータルサポートを行っています。19年の実績に基づき、ミリ単位のレベル出しから、困難な場所への搬入、さらには独自の「メンテナンス付き預かりサービス」まで、お客様の大切な資産を責任を持ってお守りします。
「冷蔵庫の移動にいくらかかるか知りたい」「移転を機に古い機器を整理したい」といったお悩みがあれば、ぜひシロマルへご相談ください。まだ使える機器は高価買取し、スムーズな店舗移転を全力でバックアップいたします。
ちょっとした疑問からでも大丈夫です。

