皆さん、こんにちは。千葉県白井市を拠点に、地域密着で厨房機器買取や店舗解体を手掛けている株式会社シロマルです。
店舗の移転や閉店、あるいは買い替えのタイミングで、「古くなった業務用冷蔵庫をどうやって処分すればいいのか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、業務用冷蔵庫は家庭用のように粗大ゴミや家電リサイクル法で処分できず、産業廃棄物として法令(フロン排出抑制法など)に従って正しく処理する必要があります。適切な許可を持つ業者へ依頼するか、買取も可能な専門業者に一括で任せるのが最も確実でコストを抑えられる方法です。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
まずは全体像から押さえていきましょう。
- 業務用冷蔵庫は「産業廃棄物」であり、フロンガスの適正回収が義務付けられている
- 処分方法は「購入店への依頼」か「許可を持つ専門業者への依頼」が基本
- 買取・処分をワンストップで対応できる業者を選べば、手間と費用を大幅に削減できる
正しい知識を持つことが、無駄な出費やトラブルを防ぐ第一歩です。
目次
- 業務用冷蔵庫の処分は家庭用と何が違う?
- 業務用冷蔵庫を正しく処分する2つの基本手順
- 処分業者選びで失敗しないための重要な注意点
- 処分費用を抑えるなら「買取・処分の一括対応」がおすすめ
- よくある質問
- まとめ
■ 業務用冷蔵庫の処分は家庭用と何が違う?
業務用冷蔵庫の処分においては、家電リサイクル法ではなく廃棄物処理法とフロン排出抑制法が適用されるため、専門的な手続きが不可避となります。
家庭用の冷蔵庫と同じ感覚で粗大ゴミに出そうとして、自治体から断られて困る方もいらっしゃいます。ここでは、具体的なルールの違いを見ていきましょう。
・①家電リサイクル法ではなく「産業廃棄物」扱いになる
飲食店などの事業活動に伴って生じた大型機器は、「産業廃棄物」として扱うことが法律で定められています。家庭用の冷蔵庫であれば、郵便局でリサイクル券を購入して指定引取場所に持ち込むか、自治体の回収サービスを利用できますが、業務用冷蔵庫にはこの仕組みが適用されません。
そのため、処分を行うには「産業廃棄物収集運搬業」の許可を持った業者に収集を依頼し、適切な処理施設へ運ぶ必要があります。無許可の不用品回収業者に引き渡してしまうと、後で不法投棄などの問題が起きた際に、排出事業者(店舗のオーナー様)が責任を問われるケースは一般的に起こり得るため、十分な注意が必要です。
・②フロン排出抑制法による厳しい回収義務と罰則
業務用冷蔵庫には、冷却のためにフロンガスが使用されています。このフロンガスを大気中に放出してしまうと、オゾン層の破壊や地球温暖化に繋がるため、「フロン排出抑制法」という法律によって厳しく管理されています。
機器を廃棄する際は、必ず「第一種フロン類回収業者」に依頼して、事前にフロンガスを安全に抜き取らなければなりません。また、回収を依頼したことを証明する「行程管理票(マニフェスト)」と呼ばれる書類を交付・保管する義務があります。行程管理票は、廃棄物が正しく処理されたかを確認するための重要な記録です。これらを怠ったり、意図的にガスを放出したりすると、オーナー様に対して高額な罰金などの罰則が科せられる可能性があります。
■ 業務用冷蔵庫を正しく処分する2つの基本手順
法令を遵守して業務用冷蔵庫を手放すには、大きく分けて「新しい機器の購入店に引き取りを依頼する」か「許可を持った専門業者に直接依頼する」の2通りの方法があります。
ご自身の状況(単なる閉店か、新機種への入れ替えか)に合わせて、最適な方法を選びましょう。
・①新しい機器を購入する販売店に引き取りを依頼する
古い冷蔵庫を処分して新しい機器を導入する場合は、新しい機器を購入するメーカーや販売店に引き取りを依頼するのが最もスムーズです。納品と同時に古い機器を搬出してもらえるため、お店の営業を止める期間を最小限に抑えられます。
ただし、販売店によっては産業廃棄物の収集運搬許可やフロン回収の資格を自社で持っておらず、外部の業者へ委託することがあります。その場合、引き取り費用や運搬費用が相場よりも割高になるケースも珍しくありません。事前に見積もりをもらい、費用の内訳をしっかり確認しておくことが大切です。
・②産業廃棄物収集運搬・フロン回収の許可業者に直接依頼する
閉店や移転に伴い、単に冷蔵庫を撤去・処分したいだけの場合は、オーナー様ご自身で専門業者を探して手配する必要があります。このとき依頼先となるのが、「産業廃棄物収集運搬業」および「第一種フロン類回収業」の両方の許可を持つ業者です。
インターネットで業者を探す際は、ホームページに各種許可証の番号が明記されているかを必ず確認してください。適当な不用品回収業者では、フロンガスの適切な処理ができないため、法律違反となるリスクがあります。正式な許可を持つ業者へ直接依頼することで、中間マージンを省き、適正価格での処理が可能になります。
■ 処分業者選びで失敗しないための重要な注意点
安いからといって安易に業者を選ぶと、不法投棄の共犯にされたり、後から高額な追加費用を請求されたりするトラブルに巻き込まれる危険性があります。
ここでは、業者選びの際に必ずチェックしておきたい2つのポイントを解説します。
・①「無料回収」を謳う無許可業者とのトラブル事例
街中を巡回しているトラックや、チラシで「業務用機器を完全無料で回収します」と宣伝している業者には注意が必要です。業務用冷蔵庫の運搬・フロン回収・廃棄処分には、必ず人件費や施設利用料などのコストがかかります。それを無料で引き受けるということは、フロンガスを大気中に放出したり、山林に不法投棄したりしている可能性が極めて高いと言えます。
もし、あなたが依頼した業者が不法投棄で摘発された場合、機器に貼られたシールや製造番号から元の所有者が特定され、排出事業者であるオーナー様が警察の取り調べを受けることになります。目先の無料という言葉に惑わされず、適正な費用を払って許可業者に依頼することが、ご自身を守る唯一の方法です。
・②テナント退去時の搬出による床・壁の破損リスク
業務用冷蔵庫は非常に重量があり、搬出には高度な技術と慎重な作業が求められます。運搬の経験が浅い業者や、コスト削減のためにスタッフの人数を減らしている業者に依頼すると、搬出の際にテナントの床や壁を傷つけてしまう事故が起こり得ます。
解体・撤去現場において、不適切な搬出作業が原因で傷がつき、大家さんから高額な原状回復費用(修繕費)を請求されて敷金がほとんど返ってこないケースは、業界で頻発しています。業者を選ぶ際は、搬出経路の養生(保護材を貼る作業)をしっかりと行ってくれるか、万が一の事故に備えて損害賠償保険に加入しているかを事前に確認しましょう。
■ 処分費用を抑えるなら「買取・処分の一括対応」がおすすめ
まだ使える機器を売却し、処分が必要な機器と相殺できる「一括対応」の専門業者を選べば、手間もコストも大幅に削減できます。
すべてを「ゴミ」として捨てるのではなく、価値を見極めることが重要です。
・①まだ動く冷蔵庫は「買取」で処分費を相殺できる
処分しようとしている冷蔵庫が、製造からあまり年数が経っていないものや、正常に動作するものであれば、単に捨てるのは非常にもったいないです。厨房機器の買取を行っている業者に査定を依頼すれば、買取金額がつく可能性があります。
例えば、冷蔵庫は買取ってもらい、完全に壊れている他の機器の処分費用からその買取額を差し引く(相殺する)ことで、トータルの出費を劇的に抑えることができます。海外(フィリピンなど)に独自の販路を持つ業者であれば、国内では古くて値段がつきにくい機器でも、需要を見出して買取や無料引き取りができるケースがあります。処分費を払う前に、まずは査定を受けてみるのが賢い選択です。
・②買取からフロン回収・解体までワンストップで完結する利点
店舗の閉店やスケルトン戻し(内装をすべて解体してコンクリートむき出しの状態にすること)を伴う場合、「解体はA社」「冷蔵庫の買取はB社」「産廃処分はC社」と別々に依頼するのは、スケジュール調整や立ち会いの手間が膨大になります。
株式会社シロマルのように、厨房機器の買取、フロン回収、搬出・処分、さらには店舗の内装解体までを自社でワンストップ(一括)対応できる業者を選べば、窓口が一本化されます。業者が連携ミスを起こすリスクがなくなり、中間マージンもカットされるため、結果的に最もスムーズで費用対効果の高い解決策となります。
シロマルの詳しい対応範囲については、以下のページもご覧ください。
■ よくある質問
ここでは、業務用冷蔵庫の処分に関してよくいただく疑問にお答えします。
Q1:リース中の業務用冷蔵庫は勝手に処分できますか?
できません。所有権はリース会社にあるため、事前にリース会社へ連絡し、指示を仰ぐか残債を一括で精算する必要があります。勝手に処分すると横領罪にあたる可能性もあるため注意しましょう。
Q2:壊れて全く冷えない冷蔵庫でも引き取ってもらえますか?
はい、可能です。ただし、故障している場合は買取対象にはならず、フロンガス回収費用と産業廃棄物としての処分・運搬費用が発生します。お見積もりの際に、動かない旨を正確にお伝えください。
Q3:見積もりを取る際に準備しておくべき情報はありますか?
機器の側面に貼られているシールを見て「メーカー名」「型番」「製造年式」を控えておくとスムーズです。また、「設置階数(エレベーターの有無)」や「搬出経路の幅」を伝えておくと、より正確な見積もりが可能になります。スマホで写真を撮って送るのも効果的です。
■ まとめ
業務用冷蔵庫の処分は、フロン排出抑制法などの法令を遵守し、第一種フロン類回収業などの許可を持つ信頼できる業者に依頼することが絶対条件です。価値のあるものは買い取ってもらい、処分費と相殺する賢い方法を選びましょう。
株式会社シロマルは、千葉県白井市を拠点に関東エリアで厨房機器の買取から店舗の内装解体までをワンストップで承る専門業者です。必要な許認可をすべて自社で保有し、19年の実績とフィリピンへの独自販路を活かした高価買取で、お客様の負担を最小限に抑えます。
「閉店日が迫っている」「処分費の見積もりが高くて困っている」という方は、ぜひシロマルにご相談ください。スマホで機器の写真を撮ってLINEで送るだけで、概算の買取金額や処分費用をお伝え可能です。フロン回収から搬出まで、プロが安全かつ迅速に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。ちょっとした疑問からでも大丈夫です。

